ディレイとはいったん記録したギターの音を一定時間後に出力することができる。こうすることで山びこのような響きの効果を得ることができます。
カラオケのエコーなどがディレイと同じ効果になる。
ディレイは実際に弾いた音よりも音量が小さくなって出力される。
このため、ディレイの基本セッティングは歪み系エフェクターの後に接続し、アンプはクリーンにセッティングする。
歪み系エフェクターの前でディレイを使用すると、ディレイの音が小さくならなかったり、ディレイが掛かるにつれて歪みが少なくなる現象が起きる。
ディレイにはディレイ音を出力するまでの時間を調節するD.TIME、ディレイ音を繰り返す回数を調節するF.BACKがある音の音量を調節するE.LEVELなどのツマミがあり、機種によってはD.TIMEが切り替え用と調節用の2つになっているものもある。
ディレイは、タイム設定によって変幻自在の効果が得られる。
一般的なリードプレイで使用するには350〜500ms
(1ms=1/1000秒)
の範囲で調節し、100〜200msではロックンロールで多用されるテープエコーのようなサウンドとなる。
また、20〜40msといった短いディレイでは、2本のギターが重なったような厚いサウンドが得られる。
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